この度、無事に「日ペンの美子ちゃん」で有名な「ボールペン習字講座」を修了することができました!(2022年8月)
さぼり気味だったので1年半もかけてしまいましたが、なんとか終わらせることができました!
そこで、この記事では日ペンのレビューを書いていきます。
この記事を読むと、下記のことが分かります。
- 最終的にどんな字が書けるようになったか
- 日ペンのメリット・デメリット
- 挫折しないためのコツ
- 日ペンの進め方
- Q&A
結論から言うと
結論
- 丁寧に書けばきれいに書けるようになった
- 走り書きの字は前と変わらない
講座前の字と、講座修了後の字を比較しながらご紹介します!
通信のペン字講座を利用しようか迷われている方の参考になったら嬉しいです。
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日ペンをやってみた結果
確実に、講座前よりもきれいな字を書くことができるようになりました。
講座開始前の字
講座修了後の字
講座前の字はこどもっぽく、雑に書いている印象です。
しかしこのメッセージは講座開始時にペン字の師範に当てたものなので、これでも失礼のないように頑張って丁寧に書こうとしてます。
丸っこいし、「はね」とか「はらい」ができてないので、いくら本人は丁寧に書いていても、適当に書いてるように見えてしまいますね。
講座修了後の字はおとなっぽく、バランスが良くなっています。(「す」がちょっと傾いてしまってますけどね)
この字は、講座を修了して3週間後に、テキストを見ずに書いた字です。
きれいな字が書けるようになって、ペン字講座をやって良かったと心から思います。
ここからは、講座を始める前に書いた「ひらがな・カタカナ・数字」も比較してみます。
講座前の五十音順・数字
講座修了後の五十音順・数字
こちらも先ほどと同じく、講座前の字は丸っこくて、真剣に書いている印象が全くありません。(これでも当時は真剣に丁寧に書いていたんですw)
講座修了後は、まだ美文字とは言えないですが、「はね」「はらい」「とめ」をしっかりしているのでて真剣に書いているのが伝わります。
こどもっぽい雰囲気もなくなりました。
日ペンのボールペン習字講座のメリット
この項目では日ペンのボールペン習字講座を修了して、これまでに感じたメリットをご紹介します。
- 名前と住所をきれいに書けるようになった
- どういう字を書きたいかイメージでき、それを再現できるようになった
- 達成感・自己肯定感が爆上がり
名前と住所をきれいに書けるようになった
名前と住所をきれいに書けるようになったことが一番嬉しいです!
私が、字が汚くて凹むのは下記のタイミングでした。
- 年賀状の宛名を書くとき
- ご祝儀袋・香典袋に名前を書くとき
- 結婚式で芳名帳に名前と住所を書くとき
なので、名前と住所のお手本がもらえて練習ができた時点で、私の目的の8割は達成してました。
日ペンでは「楷書のたて書き」「楷書の横書き」「行書のたて書き」が練習できます。
師範が全部で6回(楷書たて書き3回、楷書よこ書き2回、行書たて書き1回)を添削してくれます。
講座でもらえる、「名前と住所のお手本」は本当に美文字です。
どういう字を書きたいかイメージでき、それを再現できるようになった
日ペンを始める前は、字をきれいに書くために丁寧に書こうとしても、何をどう丁寧に書いたらいいか分からず、ただただゆっくり書いていただけでしたw
何の目的もなく、ただゆっくり書いてるだけなので、きれいな字にはなりません。
講座を受けてわかったことは、きれいな字を書くには2つのフェーズがあるということです。
- フェーズ1:きれいな字を覚える
- フェーズ2:覚えた字を再現する
フェーズ1:きれいな字の形を覚える
日ペンのテキストでは、お手本の字をなぞり書きして、自分でも真似して書くというのを何度も繰り返すので自然と美文字が頭の中に定着していきます。
特に「ひらがな」はよくテキストに出てくるので、頭に残っています。
講座前は、「そもそも私が目指す美文字が頭の中になかった。だから美文字を再現できるはずもなかった」という感覚です。
フェーズ2:覚えた字を再現する
あとは、その覚えた字を再現します。再現するためには、まっすぐな線や「はね」や「はらい」などの書くスキルが必要になります。
講座を開始した当初は、まっすぐな線を書いたり、「はね」や「はらい」が、思ったよりも出来なくて焦りました。
何度も字を書いていくうちに、書くことに慣れて徐々に書けるようになるので、覚えた美文字を再現しやすくなります。
きれいな字を覚えるためにも、書くスキルをあげるためにも、いっきにテキストを進めるのではなくて、毎日少しずつ練習する方がいいです!日ペンの講座では、2〜3ヶ月などの短期で集中的に学ぶことはおすすめしていません。
達成感・自己肯定感爆上がり
私はこれまでの人生で、何か興味が出てもやり遂げることなくすべて中途半端で終わらせてきました。
日ペンはテキストを少しずつ進めることができるし、マイペースで進めることができるので、三日坊主の私でも修了することができました。
しっかり三日坊主をはっきして、修了するのに1年半かかってますけどねw
でも、講座を修了することができてとても嬉しいですし、その成功体験を得て、自己肯定感も上がりました!
日ペンのボールペン習字講座のデメリット
日ペンのデメリットで思いつくのはこちらです。
- 金額が高め
- 走り書きまでは修正されない
金額が高め
受講料は29,800円なので、安い買い物ではありませんよね。
しかし、ペン字教室に習いに行くとなると、料金はもっと高いです。
私が調べた中では、ペン字講座6回で30,000円だったり、12回で33,600円などと割高です。
教室なら先生に直に質問できたり、実際に目の前で書いてもらったりできるのは魅力ですけどね。
ペン字教室も通信のペン字講座もそれぞれ良いところがありますが、「そこまでがっつりじゃくていい」とか「一人で好きな時に気軽にペン字を練習したい」という方は、ペン字教室よりも、通販のペン字講座がおすすめです。
自宅でできるので、教室への往復の時間がない分、時間が有効活用できます。
また、日ペンでは分割払いもあります。
回数は「2回」「6回」「12回」「17回」から選べます。
回数 | 1回目 | 2回目以降 | 支払い合計 |
2回 | 14,900円 | 14,900円 | 29,800円 |
6回 | 5,283円 | 5,100円 | 30,783円 |
12回 | 3,166円 | 2,600円 | 31,766円 |
17回 | 2,186円 | 1,900円 | 32,586円 |
分割にすると支払い合計は少し増えますが、月々の支払いが抑えることができるのは魅力ですね。
2回払いなら一括払いと同じ支払い額です。
走り書きまでは修正されない
丁寧に書けば前よりもきれいな字を書けるようになりましたが、急いで書いた走り書きは正直変わってません。
走り書きすらもきれいにするにはまだまだ練習が必要そうです。
もしかすると、私の性格上、走り書きは汚いままかもしれません…
なぜかと言うと、例えば仕事中に上司が言ったことをメモしている時は、なるべくその相手に気を遣わせないように「早くメモ書かなきゃっ」と思っているからです。
それに、読めないレベルの汚い字でも「内容は覚えてるからあとで読んでも分かるでしょ」と思ってしまいますw
そして、後で見返した時に「読めない…。暗号?」という現象がおこります…
走り書きの字の汚さについては、私のおおざっぱな性格も起因しているので、字だけではなく、性格を直さないとだめなのかもしれませんw
人から見られる字をきれいにすることが重要だったので、走り書きはきれいにならなくてもあまり気にしてないです。
字の練習をこれからも続ければ、走り書きも修正されていく気もします。
日ペンに挫折しないためのコツ
この項目では日ペンに挫折しないためにできることをご紹介していきます!
日ペンは1日約20分で終わるテキストなので、続けやすい講座になっています。
ですが、人間は弱いもので、何かを継続しているとだんだん中だるみしてきて、やる気がなくなってきます。
そこで私は、このブログを利用して、「誰かに見られている」という状況を作ることにより自分にプレッシャーをかけました。
もしかしたら、ブログをしていなかったら途中でやめていたかもしれません。
「誰かに見られている」という状況は、何かを継続する時にとても大事だと思います。
その状況を作るためのおすすめの方法はこちらです。
- 友人・家族と一緒に始める
- SNSを利用する
- ブログを利用する
友人・家族と一緒に始める
友人や家族にペン習字講座をはじめたい人がいたら、一緒に始めるのも良いと思います。
ちなみに私は夫と一緒に始めたのですが、夫は最初の1ページで挫折してましたけどね。
もしかしたら家族だと甘えが出るので、「誰かに見られてる」というプレッシャーは感じにくいのかもしれません。
家族よりも友人と一緒に始める方がプレッシャーはかかりやすいかもしれません。
日ペンには「紹介割引」があるので、誰かと一緒にはじめるとお得でもあります。
紹介された人は3,000円割引、紹介した人には3,000円のUCギフトカードがもらえます!
私は夫と一緒に始めたので、家単位で6,000円お得になりました。
紹介割引を使った時のお話は下の記事に書いてますのでよかったらご覧ください。
>> 【日ペン】ボールペン習字講座に紹介割引を使って申し込みました
SNSを利用する
twitterやinstagramで「日ペン」で検索するとたくさん出てきます。
みなさんやったことを報告しあって、応援しあっていて楽しそうです。
私はあまりSNSが得意ではないので、twitterとかinstagramはやっていないのですが、もし嫌いじゃなければSNSは手軽に始めることができるのでおすすめです!
SNSでやったことを報告していけば「誰かに見られている」感があるので、もし中だるみを感じても頑張っていけます。
ブログを利用する
私は、このブログにやったことを書いて公開して、自分にプレッシャーをかけました。
中だるみしても「ブログに公開してるのに完走できなかったら恥ずかしい」みたいな気持ちになり、続けることができました。
一人で講座をやっているともしかしたらそのまま挫折していたかもしれません。
私が日ペンを続けられたのはこのブログのおかげだと思っています。
ただ、ブログ運営は思ったよりも大変です。
私はブログを趣味とスキルアップのためにやっていますが、ブログ運営に興味のない方にはあまりおすすめしません。
私はWordpressを使っていて、自分でサーバーとドメインを準備して、ブログテーマを選んで、プライバシーポリシーやお問い合わせフォームを準備して…
などやることがたくさんです。
「アメブロ」とか「はてなブログ」などの無料ブログならもっと手軽に始めることはできます。
しかし、ネット上には無数にブログやWebサイトがあるので「埋もれてしまって誰にも見てもらえない」ということがあり得ます。
誰かと励まし合うことが目的であればSNSの方が手軽にできてオススメです。
日ペンの進め方
講座を始める前はどういう流れで進んでいくのか分からず不安ですよね。
この項目では「日ペンの進め方」をご紹介します。
- 届いた教材が全部そろっているか確認する
- 「学習のためのガイドブック」を読む
- DVDまたはスマホで動画を見る
- 84円切手を12枚買っておく
- 名前と住所を書いて提出
- 添削が戻ってくる間(2〜3週間ほど)、テキストを進めて、第2回添削課題までやる
- 添削が戻ってきたら、第2回添削課題を送付する
- 第2回添削課題が戻ってくるまでに、テキストを進めて第3回添削課題までやる
- 6-8を繰り返す
1. 届いた教材が全部そろっているか確認する
「ボールペン習字講座へようこそ」用紙を見ながら、不足品や不良品がないか確認し何かあれば、がくぶんに連絡します。
2. 「学習のためのガイドブック」を読む
ちょこちょこ流し読みしながらで14分で読み終わりました。
学習の進め方やQ&Aなどが載っています。
3. DVDまたはスマホで動画を見る
「学習のためのガイドブック」にあるQRコードを読み取って、自分の受講番号を入力するとDVDと同じ内容の動画を見ることができます。
ペン字練習を始める前に見る4つの動画では、講座の進め方・姿勢・ペンの持ち方などが学べます。
4. 84円切手を12枚買っておく
通常の課題提出だけであれば一番安い切手(84円)で届きます。
課題を提出するたびに買ってもいいけど、その都度買いに行くのはめんどくさいです。
継続するにはめんどくさいことを出来るだけ減らすことがおすすめです。
郵便局:国内の料金表
「質問用紙」で質問する時は25gを超えてしまうので、94円切手が必要です。
最寄りのコンビニで10円切手の取り扱いがあればラッキーですが、ない場合もあるので、その場合は郵便局に直接買いに行きましょう。
ちなみにメールでも質問は出来ます。
でも質問用紙で質問することがおすすめです。質問用紙だと、先生が美文字で回答してくれるからです。直筆の返信は素直に嬉しいし、勉強にもなります。
5. 名前と住所を書いて提出
練習する前の字で、名前と住所を書いて提出します。
2〜3週間後に赤ペンでの添削と、先生が書いた美しいお手本が届きます。
6. 添削が戻ってくる間(2〜3週間ほど)、テキストを進めて、第2回添削課題までやる
練習を始める前にDVDを見て、先生が書いている字の書き方やスピードを確認します。
添削で指摘されたことを次に活かすために、添削が戻ってくる前に課題が終わったとしても、次には進まず添削を待つことをおすすめします。
7. 添削が戻ってきたら、第2回添削課題を送付する
課題を送付するたびに、封筒に名前・住所を書くので、字の練習にもなります。
名前・住所など全て書いたらそれを写真に取っておくことがおすすめです。
第1回の添削課題の時と第12回の添削課題の時に書いた文字が全然ちがうことに驚くはずです!
8. 第2回添削課題が戻ってくるまでに、テキストを進めて第3回添削課題までやる
添削課題は返ってくるのにだいたい3週間くらいかかるので、その間にDVDを見て字の書き方を学んで、テキストを先に進めて、次の課題までやります。
DVD・動画は基本コース[課題1〜6回]まで。応用コース[課題7〜12回]からは動画はありません。
9. 6-8を繰り返す
6-8を繰り返して第12回添削課題まで終わったら日ペン修了です!
日ペンについてのQ&A
- Qほんとに1日20分だけで終わるの?
- A
その時の内容によって変わります。
10分で終わる時もあれば、30分くらいかかる時もありました。
平均して20分くらいで終わるという感覚でした。
- Q課題を送付してからどのくらいで返送される?
- A
だいたい3週間ほどで届いていました。
- Q課題の送付はいくらの切手を貼れば良い?
- A
84円切手で届きます。
質問用紙を同封する時は84円では届かないので、94円分の切手を貼る必要があります。
- Q講座の途中で引っ越します。どうしたらいい?
- A
教材と一緒にが同封されてくる「変更届」にある、「成績カード・提出カード変更届」に新しい住所・氏名・受講番号を記入して、「成績カード」の宛名欄に貼り付けて提出します。
その際、課題と一緒に付属の「変更届専用ハガキ」を同封します。
日ペンの最新情報 [2023年1月10日]
日ペンを始めてから丸2年経ったくらいの今日、がくぶんから「2023年 最新版 通信講座カタログ」が届きました。
がくぶんが提供している通信講座の案内ですが、上の写真でも分かる通り、シンプルで可愛らしくて雑誌のようにサクサク読めて楽しい感じでした。
しかもそのカタログに同封されていたのは「特別奨励金 10,000円つき受講申込ハガキ」!
日ペンを始めてから一年後くらいにも同じように一万円の特別奨励金のご案内がありましたが、今年も同じくらいの時期に特別奨励金つきのカタログが届きました。
もしかしたら来年も届くかも?(ウキウキ)
「速習筆ぺん」と「賞状書士」が前からずっと気になっているので実はちょっと悩み中。
締め切りが2月15日までなのでもう少し悩んでみます。
ちなみに、特別奨励金を受け取るには下記の条件が必要です。
- 受講料を完納していること
- 講座を終了していること
上の条件が揃ったら、「特別奨励金申請書」を送付すると折り返し奨励金10,000円が支給されます。
他の方のブログには特別奨励金を現金書留で受け取ったと書いてありました。
お金が返ってくると思ったら何としてでもしっかり講座を終わらせたいですよね!
追記:2023年1月25日
そして申し込みましたー!!「速習筆ペン実用講座」!!
ちゃんとしっかり「特別奨励金申請書」も入ってましたよ。
これから3ヶ月がんばります!!楽しみ!!
またこのブログに感想などを書いていきたいと思います。乞うご期待!!
まとめ
この記事では実際に日ペンを受講した感想や効果についてご紹介しました。
講座前と講座終了後では明らかに字が変わっていて、こどもっぽい字から、大人っぽい字に変わりました。
メリット・デメリットはこちら。
- 講座後はきれいな字が頭にイメージできるようになった
- イメージした字を実際に書くことが上手くなった
- 達成感・自己肯定感が上がった
- 金額が高め
- 走り書きまでは修正されない
金額については分割払いを活用すれば良さそうですが、走り書きはもう少し練習するしかないですね。
講座をやりきるためには、SNSなどを利用して「誰かに見られている」という状況をあえて作ることがオススメです!
自分の字が気になっている方はぜひ日ペンに挑戦してみませんか?
1分でカンタン入力!